女性が多い?

○女性の合格者が35%近い
平成24年の社会保険労務士試験合格者の男女比率は、男性65.2%、女性34.8%でした。

社会保険労務士試験の合格者は女性の割合が多いとよく言われていますが、他の国家試験の男女比率はどうなっているのでしょうか?下表は平成24年度試験の合格者の男女比率です。


試験別 男性の割合 女性の割合
行政書士試験 79.4% 20.6%
司法書士試験 78.4% 21.6%
社会保険労務士試験 65.2% 34.8%


この表を見ると、確かに社会保険労務士試験は女性合格者の割合が高いことがうかがえます。これは、受験者全体の男女比を見ても女性の割合が比較的多いことの結果ではないかと思います。

社会保険労務士の受験者に女性が多い理由は、総務部などで頼りにされて、長く働く女性が多いことが反映されているような感もあります。(しかし、そこまで細かい統計がないので実際のところは不明ですが・・・)

前のページで、合格者の職業別内訳についてお話ししましたが、「無職」の合格者の中には、従前こうした仕事をしていた子育て中の女性が職場復帰を考えて受験するケースも多いのではと推測されます。

○昔から女性の割合が多い
社会保険労務士という職業は、昔から女性の割合が比較的高いと言われてきました。そのことは現在の登録社会保険労務士にも言えることです。

実際、給与計算や社会保険事務などの細やかな仕事は、女性向きであるとも言われています。また年金関連の仕事などでも、女性の社会保険労務士が数多く活躍しています。

更に、育児休業関連やセクシャルハラスメント問題など女性が対象になることが多い労務問題も数多いため、女性労働者が多い企業では、顧問として女性の社会保険労務士を探すことも少なくないようです。

このように、社会保険労務士業界では、ある程度、女性のニーズがあるのです。

しかし、女性の割合が比較的多いとはいうものの、合格者の35%弱しかありません。残りの65%強は男性なのです。

社会保険労務士に限らず、様々な職業に占める女性の割合は増加してはいますが、まだまだ男性の比率が圧倒的に多いことも現実です。