独学の学習法① テキストの選択

〇独学を選択した人に
資格学校に通学する人や通信講座を受講する人には、学校や講座が勉強の方向を示してくれるものです。
しかし、独学の人は孤独です。誰も助けてはくれません。
そうした独学の人のために、学習途上で気を付けることについて、色々とお話ししましょう。

〇テキストを選ぶ
まず独学の人の第一関門はテキスト選びです。
分厚いテキスト、コンパクトなテキスト、有名資格学校が出しているテキスト、現役社会保険労務士が書いているテキスト、CDやDVDがついているテキスト・・・色々なものがありますが、自分に合ったものを選んでください。

選ぶ基準は、「自分自身」です。
・本試験までに、自分の学習時間はどれくらい残されているのか
・自分は主に、どういった場所で学習するのか
・自分は膨大な情報の取得に挑むタイプか、それとも限られた情報を堅実に覚えるタイプか
・大きな文字で書かれているものがよいか、文字の大きさは気にしないか
・図表が入っている方がよいか、図表は邪魔だと感じるか

こうしたことについて、自分の現状や性格を照らし合わせながら選択しましょう。
何と言っても、本試験まで毎日つきあうテキストです。
テキスト選びは、大事なのです。

とはいえ、こうした受験用テキストというものはどれも、書かれていることは、大筋では(当然ですが)同じです。

違うのは、説明がどこまで詳しいか、事例や判例がどのくらい載っているか、ミニテストなどが入っているか、そういったことです。

〇情報量が多ければいいというものではない
ここで気をつけたいのは、「詳しい本が必ずしもベストではない」ということです。

本試験まで時間がある場合は、情報量の多いテキストを買って、満点合格に挑むのもよいかもしれませんが、それほど時間がない場合は、試験までに完璧にやり切れる内容量のテキストを選択する方が、結果が良いと思われるからです。

それから、言うまでもありませんが、古いテキストは絶対に使わないこと
社会保険労務士試験の関連法令は、毎年のように改正されるからです。

古いテキストが市販されていることはあまりないとは思いますが、学習開始が早い場合(秋頃から来年度の学習を始める場合)は、次年度対応のテキストかどうかを、必ず確かめて購入してください。