独学の学習法② テキストの読み方

〇選んだテキストは、変更しない
「一旦選んだテキストは、途中で変更しないこと」
これは、独学の大きなコツです。

独学で学習を進めていくと、遅かれ早かれ「わからない箇所」にぶつかります。
そんなとき、ふとこんな疑問が湧き上がることがあります。

「このテキストは、説明が適切でないのではないか?」
「他のテキストは、もっとわかりやすいのではないか?」

そうして、書店に足を運んで他のテキストを見比べたり、インターネットであれこれ購入したりしたくなります。

・・・が、これは、はっきり言って時間の無駄です。

わからない箇所に遭遇しても、そこは付箋でも貼っておいて先に進みましょう。
今はわからなくても、2回目に読むときは、すっとわかることも多いのです。

〇テキストの読み方
「テキストは3回読め」
「いや、5回は読まなくては」
・・・等々、色々な意見がありますが、試験まで時間がある人は、何回読んでもよいのです。
問題は、読み方にあります。
ただ漫然と読んでいるだけでは、試験に対応した記憶を作ることはできません。

〇最初は全体像をつかむ
社会保険労務士試験を初めて受験する人、今まで法律の学習をしたことがない人などは、社会保険労務士試験のテキストを見ても、知らない言葉ばかりだと思います。

ですから、まず知らない言葉に慣れるつもりで、かつ全体をざっくりと理解するように、全科目について、一通り目を通してください。

理解できない箇所には付箋を貼っておきます。
一通り読み終わったら、今度は付箋の箇所を読み返しましょう。
これで、全体的な理解ができたと思います。

ここで、問題集の選択式問題をいくつか解いてみてください。
選択式問題を解くと、自分の記憶がいかに曖昧かが、わかると思います。
それと同時に、選択式問題では、どのくらいの水準の知識が問われるのかもわかると思います。

〇2回目以降は精読する
そして、2回目にテキストを読むときは、その自分の記憶の曖昧さを払拭できるように、一語一語注意して、時間をかけて読んでください。

人間というものは、知らない本を読むときは、無意識に要点だけを抽出する読み方をするようです。
ですから、2回目、3回目と読み返していくと、それまで目に入ってこなかった細かい単語や数字が自然に目につくようになるのです。