独学の学習法③ 苦手科目対策

〇苦手科目はNG
社会保険労務士試験の特徴の一つに、科目ごとの合格基準点の存在があります。
つまり「足切り」があるということです。

この試験は、一科目でも合格基準点に達していなかったら、他の科目が全て満点でも合格できません。
だから社会保険労務士試験の学習は、全科目をくまなく、ソツなく、やっていく必要があります。

〇苦手科目を発生させない工夫
さて、苦手科目を作らない方法は、実にシンプルです。
全科目の理解度を均等にして、学習を進めればよいだけなのです。

テキストを一通り読んだところで、
「労働基準法については70%くらい理解できたけれど、雇用保険法と国民年金法の理解度は50%くらいだな」
・・・と思ったら、雇用保険法と国民年金法だけを、労働基準法と同じく70%の理解度になるまで、おさらいすればよいのです。

学習序盤からこの方法でやっていけば、苦手科目などというものをそもそも発生させることなく、スムーズに学習が進んでいくはずです。

しかし、そうは言っても、「それでもやっぱり何だか苦手」な科目は自然にできてしまうものです。そして大抵の場合、苦手意識はエスカレートしていきます。
だからそうなる前に、苦手科目を克服してしまいましょう。

〇①DVD等を使って「慣れる」
苦手な科目を克服するには、その科目に時間をかけることが一番です。
要するに、慣れてしまうわけです。

慣れ方は色々と考えられますが、DVDなどの映像やCDなどの音声を使ってインプットする方法が、比較的楽で、かつ効果も高いと思われます。

DVDやCDなどによるインプットは、黙々とテキストに向かうよりも、学習そのものにストレスがありません。
疲れているときでも、受け身の状態で学習ができます。
特に、学習序盤の人のインプット学習にはお勧めです。

〇②学習順序を工夫する
「今日は雇用保険法を1時間と、労災保険法を1時間」
「明日は国民年金を1時間と、厚生年金を1時間」
というように、毎日の時間割を決めて学習する人は多いと思います。

あるいは、「今日の前半は択一式問題」「今日の後半は選択式問題」という決め方をする人もいるかもしれません。

しかし人間というものは、長時間学習していると集中力が切れてくるものです。
だから学習開始時に読んだ箇所は記憶にしっかり残っているのに、疲れはじめた頃に読んだ箇所はあまり覚えていない・・・といった現象も起きてきます。

だからカッチリしたスケジュールを組んでいる人は、たまにはスケジュールを崩して学習順序を変えてみるのも、苦手科目を回避・克服する一手かもしれません。