社会保険労務士試験合格者 年齢別の内訳

○30代、40代が多い
社会保険労務士試験オフィシャルサイトでは、平成24年度の合格者について年齢別の内訳が公表されています。

年齢 合格者の割合 合格者の割合
20~24歳 1.8% 12.2%
25~29歳 10.4
30~34歳 20.3% 41.5%
35~39歳 21.2%
40~44歳 16.2% 26.8%
45~49歳 10.6%
50~54歳 8.6% 14.0%
55~59歳 5.4%
60歳以上 5.6% 5.6%

上の表を見ると、30代の合格者が多いことがわかります。30~34歳、35~39歳の割合を合計すると、30代の合格者だけで、全体の41.5%を占めています。

次いで40代の26.8%、50代の14.0%と続きます。
20代の若い合格者の割合が少ないのは、20代前半の合格者が少ないことが原因の一つでしょう。これは、社会保険労務士の受験資格が短大卒以上、または実務経験一定年数以上となっていることから、受験者数自体が少ないからだと思われます。

この統計には受験動機による解析がないため推測でしかありませんが・・・
30代以前の受験者は、独立開業志向の人、転職希望の人、企業内でランクアップしたい人など、様々でしょう。

40代後半以降の受験者になると、独立開業志向で受験する人の割合が増加するのではないかと考えられます。転職をするには、年齢的に厳しいと思われるからです。

また、50歳以降の年齢の高い受験者は、一部科目免除制度※を利用して受験する人も多いでしょう。
※社会保険労務士試験には、試験科目の免除制度があります。これは「労災保険審査官の職に従事した期間が通算5年以上の者は労災保険法を免除する」といったように、一定の職歴がある人に対し、一定の科目を免除する制度です。

○30代が多いのは
30代の合格者の割合が多いのは、社会保険労務士試験に限ったことではなく、司法書士試験(30代の割合48.5%)や行政書士試験(37%)などにも見られる特徴です。

30代くらいになると、日々の業務にも慣れ、ステップアップを目指す人が多い年代なのかもしれません。また転職をするには、40歳という年齢が一つのボーダーラインになっているという現実もありますので、その前に何らかの資格を取得して有利に転職を進めたい人もかなりいるのではと思われます。