社会保険労務士試験合格者 職業別の内訳

○給与所得者の割合が多い
次に、合格者の職業別の内訳をみていきましょう


職業 合格者の割合 合格者の割合
会社員 53.0% 67.9%
公務員 6.4%
団体職員 4.1%
個人の従業者 2.5%
役員 1.9%
自営業 3.6% 5.1%
自由業 1.5%
学生 0.8% 0.8%
無職 19.1% 19.1%
その他 7.1% 7.1%

こちらも、社会保険労務士試験オフィシャルサイトが公表しているデータから作成した表です。

さて、上表を見ると、会社員の割合が多いことが一目瞭然でわかります。そして、公務員、団体職員、個人の従業者、役員など、いわゆる給与所得者を一括してみると、67.9%という大きな割合を占めることになります。

○働きながら合格できる試験
これを見るだけでも、社会保険労務士試験が働きながら合格できる試験であることがわかります。税理士試験や司法書士試験などの場合は会社をやめて受験に専念する人もいますが、社会保険労務士試験ではそうした人は例外的であると思われます。(「無職19.1%」の詳細は不明ですが、失業者や子育て中の主婦といった人も多いかと思います。)

「自営業」と「自由業」は、既に開業している行政書士や司法書士などのケースが多いと考えられます。

・・・余談ですが、同じ開業行政書士でも、職種のアンケートに「自営業」に丸を付ける人と「自由業」に丸を付ける人に分かれるのではないだろうか?・・と思います。そう考えると、「自営業」と「自由業」を分ける必要があるのか少々疑問に感じます。(ただの個人的な感想ですが・・・。)

学生の割合が少ないのは、社会保険労務士試験の受験資格が「短大卒以上」「4年生大学の場合は62単位以上取得者」となっているため、学生の受験者数自体の少なさが影響しているのでしょう。

会社員の割合が多いと聞くと、「やっぱり人事関係の仕事の人が多いのでは?」と思ってしまいますが、残念ながら、職種別の内訳までは公表されていません。

しかし実際に社会保険労務士として稼働している人達の前職をきくと、会社員ではあるものの、必ずしも人事部や総務部の出身者ばかりではないことがわかります。

試験合格者も同様で、必ずしも人事や総務の実務経験者ばかりではないと推測することができます。